「宙って言うの?しけた顔してんなぁ!
俺、風雅。よろしくな!」

明るくて、強くて、
なんでも知っている風雅。

風雅は毎日、放課後俺を家に呼んだ。

風雅の家は広くて、たくさんのゲームソフトがあった。

女子にもモテる風雅が俺の憧れだった。