「…友達、ですか?」
不審に思いながら、麗華は問い返す。
咄嗟に出てきた言葉だ。もう後戻りは出来ない。そう観念したのか、右近は意を決したように答えた。
「友達です」
「…何故私なんですか?それこそ接点なんてない私達が、友達なんて」
「だからですよ」
「…」
「ずっと、灰原さんと話がしたかった。本当の貴女はどんな人なのか、知りたかった」
「…私じゃなくてもいいじゃないですか?白崎さんの周りには、沢山可愛い人や綺麗な人がいるのに」
…そうだ。右近はいつも女子社員達に囲まれてる。
麗華が友達になる必要なんてない。
「…彼女たちは、俺に興味本位で近づいてるだけで、友達と呼べる人なんていない」
もう、断る理由が見つからない。
麗華は困ったように、右近を見上げる。
「試しに、今夜一杯だけ、お付き合い願えませんか?ただ、話をしたいだけなので」
「…」
「灰原さん、お願いします」
その顔は真剣そのもの。
友達と言うなら、仕方ない。でも、イケメンはまだまだ怖い存在だ。
「…じゃあ、一杯だけ」
麗華の言葉に、右近の顔が明るくなる。
「でも!」
「…どうしました?」
「…私、少し男性が苦手で…
お話があまり出来ないかも、ですが、いいですか?」
これだけは、伝えておかなければと、麗華が言った。
「そうだったんですね、分かりました。それが知れただけで、灰原さんへの接し方が少し分かりました。俺はそんなに苦手な相手じゃないって事分かってもらえるように頑張ります」
そうして、2人は一軒の店に向かった。
不審に思いながら、麗華は問い返す。
咄嗟に出てきた言葉だ。もう後戻りは出来ない。そう観念したのか、右近は意を決したように答えた。
「友達です」
「…何故私なんですか?それこそ接点なんてない私達が、友達なんて」
「だからですよ」
「…」
「ずっと、灰原さんと話がしたかった。本当の貴女はどんな人なのか、知りたかった」
「…私じゃなくてもいいじゃないですか?白崎さんの周りには、沢山可愛い人や綺麗な人がいるのに」
…そうだ。右近はいつも女子社員達に囲まれてる。
麗華が友達になる必要なんてない。
「…彼女たちは、俺に興味本位で近づいてるだけで、友達と呼べる人なんていない」
もう、断る理由が見つからない。
麗華は困ったように、右近を見上げる。
「試しに、今夜一杯だけ、お付き合い願えませんか?ただ、話をしたいだけなので」
「…」
「灰原さん、お願いします」
その顔は真剣そのもの。
友達と言うなら、仕方ない。でも、イケメンはまだまだ怖い存在だ。
「…じゃあ、一杯だけ」
麗華の言葉に、右近の顔が明るくなる。
「でも!」
「…どうしました?」
「…私、少し男性が苦手で…
お話があまり出来ないかも、ですが、いいですか?」
これだけは、伝えておかなければと、麗華が言った。
「そうだったんですね、分かりました。それが知れただけで、灰原さんへの接し方が少し分かりました。俺はそんなに苦手な相手じゃないって事分かってもらえるように頑張ります」
そうして、2人は一軒の店に向かった。

