「あんまね、人のこと嫌いになったりしないんだけど、初めて思った。ヤマに会った瞬間『あ、こいつ無理だ。友達なれねー』って、」
「、…」
「で、そっからどんどん険悪になって、ヤマに胸ぐら掴まれて。」
「えぇ!?」
「殴られる寸前で、止めに入ったのが、当時副担だったもりりん。」
「、…」
想像もつかない……2人の、歴史……
「でもむかついて、後ろから蹴り飛ばしたら、結局殴られた、けど。」
「……。」
なんの話を……
私は今、誰の話を聞いてるのか、全然、分からなくなってきた……。
「でも周りのみんな、良い奴らで。そいつらのお陰で、ヤマとも友達になれた。」
「、…」
「そっから、かな、」
「…?」
「毎日、学校、すごい楽しくなった。」
「、、…」
私の知らない、フワリくんの2年間。
フワリくんも、大切な友達に囲まれて過ごして来たんだなって、想像してみる。
私のこれからの2年間は、どうだろう……


