「ん?なに、大ちゃん」
「ダメ、ななちゃんはダメ。もー触らせねぇ。」
「、、、…」
背中で守られているこの感じ……ふわふわと、また宙を浮いているみたいなこの感じ。
「ななちゃん、もう俺のだし。」
「、…」
王子様が……堂々と、私を守ってくれる。
なんでか敵にされている山本先輩から、守ってくれる……
「話しするくらいいーじゃん」
「話しだけじゃねぇし。触んだろ、ななちゃんの髪。」
髪……は、確かに、何度も山本先輩に、触られたことが、ある。
いつだったかは……どれも覚えてない、ケド……
「だってななちゃんの髪、萌えんだもん」
「残念だな。その萌える髪も、もう俺のだし。」
そんなことを、……そんな堂々と言われると……
顔が……
「、、、」
「うっわ!ななちゃん超照れてる!その顔、超萌える!」
「残念だな。超照れてる萌えるななちゃんも、俺のだし。」
「ちょっとまじで大ちゃん邪魔!俺はその可愛い顔が見られりゃそれでいんだよ!」
「おめぇが見たいななちゃんの超可愛い顔も、俺のだし。」
「はーーー!?おま、なんっつー羨ましいことを!」
「、、、、、」


