「ねー、あそこの2人さ、いつのまにデキてたの?」
「え、」
あずりん先輩の視線の先……
菊地先輩の隣で、幸せそうにしているヨッコと、目が合った。
2人して、きっと同じような顔でアイコンタクト。
よかった、ヨッコもちゃんと、彼氏と彼女になれたんだ。
「いつの間に、ですかね、」
「みんな青春してんだなー」
あずりん先輩が取ってくれたメニューから、フワリくんと2人で飲み物を頼んだ。
私はオレンジジュースで、フワリくんはコーラ。
運ばれてきた頃には、部屋の中は本当にライブ状態で大盛り上がり。
涙を堪えて歌う雄介先輩の失恋ソングのあとは、メドレーが立て続けに入っていて。
丁度、それが終わる頃……
「ツインテールちゃーん」
「、…」
「……。」
1番端に座るフワリくんの右隣に、山本先輩が、無理矢理座った。
その瞬間、フワリくんが瞬時に私を背中に隠す。


