「はいはーい!子猫ちゃんたち、一端落ち着きましょうねー」
マイク越しに響いたのは、またしてもあずりん先輩の声。
「はい、座ってー。高橋ここね、私の隣。すぐるはどっか適当に、その辺にどーぞ」
「扱いの、差……。」
指定されたのは、あずりん先輩とスー先輩の間。
私1人しか座るスペースはないから、フワリくんとはしばしのお別れ。
って、思ったけど。
「いいよー、私移動するから~」
スー先輩、神!
「はー!?隣同士にさせたってイチャコラするだけだから!」
「でも私、あの人励ます仕事残ってるし~」
スー先輩が指さしたのは、隅のほうで、膝を抱えて撃沈している雄介先輩。
只ならぬオーラを出していて……暗い。
「……なんだ、アイツ。」
「どうしたんですか?雄介先輩」
「ふられたの、2年の女子に」
「え、」
「私、励ましに行ってくるね~」
座るみんなの足を避け、スー先輩が雄介先輩を励ましに向かう。
スー先輩……どこまでも優しい……
「ほら、早く座んなさい」
「、ハイ」
左から、あずりん先輩、私、フワリくん、って順番で、座った。


