打ち上げ会場は学校から10分くらいのカラオケボックスだった。
2クラス全員が同じ部屋になんて入れないから、何部屋かに分かれて開催しているらしく。
私とフワリくんは、あずりん先輩に指定された部屋に向かった。
「お、やっと来た!なに、どこでイチャイチャしてたわけ!」
「、…」
「……。」
部屋に入るなり、マイクを持って立っていたあずりん先輩が大声を出す。
イチャイチャって……
「なな、やっと来た!」
「もー、連絡してよ!イチャイチャの前に連絡してよ!」
「、…」
集まって来た女子たちに、フワリくんと繋いでいた手は引き離される。
部屋の中は私の友達たちと、フワリくんの仲良しの3年生たちで埋まってる。
「ねぇ、イチャイチャってなに!」
「いつから!?」
「どこで!?」
「むしろどこまで!?」
「今までずっと!?」
「、、、…」
ドアの前で詰め寄られて……私はただ赤面するだけ。
「大原先輩、ほんとにななでいいんですよね!?」
「いいからイチャイチャしてたんですよね!」
「これからもななのこと、よろしくお願いします!」
「この子ヌケてるところあるから大変かもだけど、大原先輩のことほんっとーに大好きなんで!」
「気持ち悪いくらい大好きなんで!」
「、ちょっと、!」


