「お、れ、……」
「、…」
「ななちゃん以外、好きに、……なんねーし、」
「、、、…」
ずっとずっと、『あの子』は愛原さんだと思っていたのに。
こんなに嬉しい真実を、あの時の私に、今すぐ教えてあげたい……
「じゃあとりあえず、浮気じゃなく純愛なんだな?なら仕方ねぇ、認めてやる」
「いつからもりりんの許可が必要な制度になったの」
見上げた先で、あずりん先輩ともりりんが会話を繋げてくれる。
私はもう、胸がいっぱいでまた泣きそうで。
だけど目がヒリヒリするくらい泣いたから、もう泣かない。
「いいじゃねぇか、純愛」
「どうせバカにしてんでしょ、子供のままごとだって」
「んなことねーよ。俺だってよ、世の大人たちから見ればまだまだ子供よ。ついこの間まで、お前らみたいに制服着て過ごしてたんだからよ」
大人に見える先生も……世間から見たら、まだまだ子供。
じゃあ一体、いつになったら本当の大人になれるんだろう……


