「じゃあ、教えて、クダサイ、……」
「…、」
「あの子の、……こと、…」
私が紡ぐ言葉に……答えてほしい。
例えそれを聞いて、全部が終わっちゃうとしても……
フワリくんの口から、ちゃんと聞きたい……
「、好き、なん、デス、カ……」
「…、」
「あの子の、こと……」
3年生の男子たちの言い方からして、フワリくんは、あの子に夢中。
もし、いいように考えられるのなら……あの時は、夢中だった。
今は気持ちが変わって、私になった……とか。
悪いように考えるなら、……やっぱり、二股。
答えをすがるように、見上げた視界に映ったのは……
「、、、、」
「、…」
照れまくっている、フワリくん……。
そんなに……好きなの。
聞かれただけでそんなに照れちゃうくらい、好きなの……
「……や、、ぇと、……」
「、…」
全然、ダメだ……
この人、今もすごい好きなんだ……
『あの子』のこと……相当、好きだ……
「アノ、」
「なな、ちゃん、」
「、…?」
「だよ、」
なに、が……


