フワリくんの手が、ぶつけた頭を何度も何度も撫でてくれるのに。
「、、ふ、は、……、、」
なのに、なんか……様子が……。
フワリくん、笑い堪えてない?
「3回、、目、……だ、っけ、、」
「……」
しまった。
バカだって笑われるような発言を、自らしてしまったんだ……。
「ななちゃん、……、、や、めて、……笑わせ、ない、で、、」
「……」
なにがそんなに面白いのか、フワリくんはツボに入ってしまったみたい。
肩をヒクヒク揺らして、顔も見えないくらい背中を丸めて、笑ってる。
「、、くく、……、ふはっ…、」
この人は……本当に私のこと、好き?
好きな女の子のこと、こんなに爆笑して、見る?
「あず、さ、……ななちゃん、なんでこんな、かわいー、の、、」
「、…」
「知るか。つーか終わったんなら打ち上げ行くけど」
繋がれたままの右手は、今もぎゅっと握られたまま……
「ななちゃ、ん、、……やっぱ、ズリー、な、」
「、…」


