「私、は……ずっと、…」
本当に……ずっとなんだよ。
「大原先輩、だけが、……ずっと、好きなんです、」
言葉を……紡いで……想いを、届ける。
大好きな人に。
「、……好き、なん、です、……」
「……、」
「、私、は……大原先輩が、……ずっと、……好き、なん、です、」
言えた……
今度は小さな声じゃなくて……俯くんじゃなくて……
ちゃんと、言えた……
一生懸命、自分なりの言葉で、伝えた想い。
恥ずかしくて、すぐに俯いちゃったけど、…
それでも言葉を紡げたよ……
「……、」
シーンとなった図書室で、恐る恐る顔を上げたら……
「……。」
「、…」
また、全然動かないフワリくんがいた。
「……ぉ、」
「、…」
伸びてきたフワリくんの手が、私の右手を掴むようにぎゅっと握って……
「お、れ、」
「、…」
「……の、こと、?」
「、、…」
握られた右手が、痛い。
加減を忘れているフワリくんの力が……強い。
「ななちゃん、俺のこと好きなの?え、……ず、っと?」
「、…」
まさかこんな正面から、それを聞き返されるなんて想像もしていなかったから。
体中が一気に、熱くなる……


