「…、」
「、……」
黙り込んだフワリくんが……静かに口を開いて、言ったのは。
「……、やだ、」
「、…」
そんな返答を、想像もしていなかったから。
サーーっと冷たいものが、全身に下りていくのと同時に、焦る。
だってあずりん先輩に言われた通り、話を聞いてって、お願いしたのに。
ちゃんと聞いてくれる、優しい人の、はずなのに……
なに……なんで……
「あの、」
「やだ、無理。」
「、…」
なにも……言わせてくれない。
どうすればいいの……
話を聞いてくれないよ……あずりん先輩、どうすればいいの……
「、…」
そんなに、迷惑……?
私の気持ちが、そんなに迷惑で、困るってこと、…?
いい加減しつこいって、……鬱陶しいって……思われてる、?
それとも、彼女がいるから……
愛原さんのために、誰かの気持ちを聞くことも、避けてるの……?
「、……彼女、が、」
「…、」
「、大事だから、……デスカ、?」
「……。」
聞いて……しまった。
泣くことになるような質問を、自分からしてしまった……
祈るように、両手の平を握るけど……
祈ったところで、現実なんて、変わらない……


