なに、……なん、で……
突然の展開に、頭がパニックに陥っていく……
「ちょっと大事な話あるから、上がってきてー!」
「、…」
いるの、?
あずりん先輩の視線の先に……窓の下に……フワリくんが、いるの?
「嫌だじゃねぇよ!」とか「1人で来いよ!」とか、私には見えない窓の下のフワリくんと、会話をするあずりん先輩。
急に体が震えだして……吐きそうな中。
会話を終えたあずりん先輩が、こっちに振り向く。
「、、…」
「……」
ただ……見つめ合うこと、5秒ぐらい。
膝の上に置いてある手の震えを、あずりん先輩が止める様に、ぎゅっと握った。
「高橋」
「、、…」
強く……
呼ばれた名前。


