あずりん先輩は……あれから、春田先輩とちゃんと話をしたのかな。
お互いまだ好き同士なら……話せば、きっと……
「、、、……っ!?」
体中に……寒気が走った。
だって、…
だって、、、
「……見ぃ~たぁ~なぁ~……」
「……。」
「、、、…」
見た。
見ちゃった……
「オ、……オバ、…」
「いや、ななちゃん、」
幽霊が……ドアからこっちを見てる、、、
「、、、……オバ、ケ…」
怖くて咄嗟にしがみついたフワリくんの腕に、思いっきり顔を伏せた。
「……呪ってやる……呪ってやぁるぅぅあぁぁー……!!!」
怖い怖い怖い怖い、!
呪われる……!
もう……私の人生……終わっちゃう……!
「もりりん、やめて。ななちゃん可哀想。」
「、、……」
もり……りん、?


