「い、いん、……デス、カ、」
「……ん?」
「迷惑、……なん、じゃ」
恥ずかしくって、俯きながら……精一杯に、問いかけた。
途切れ途切れに出てくる言葉が、必死すぎて、……フワリくんにも必死に見えてたら、恥ずかしすぎる。
「ぇ、……お、れ?」
「、…」
「迷惑、……じゃ、ねぇ、し、」
ドッドッドッドっドって。
病気レベルの音が聞こえる。
フワリくんが……多分、今……普通に、笑ってくれたから。
どこをどう見ていいのか分からなくて……背負っている自分のリュックの肩ヒモを、両手でギュッと握って俯いた。
「じゃあ、……靴、替えて、……待ってて、」
「、…」
なにも声が出ないから、頷いた。
フワリくんが、3年生の下駄箱に靴を履き替えに行ったから、私も自分のところで靴を替えた。
一緒に……帰る。
どうしよう……こんなに緊張してるのに、一緒に帰るなんて、出来るのかな。
なんかもう……吐きそうなくらいの緊張が。


