ふんわり王子と甘い恋♡




「おかえりー!」

「……。」

「、…」



フワリくんの背中が止まったのは、テントの後ろ。


待ってましたとばかりに仁王立ちで立つ、あずりん先輩がいた。



「……ごめ、ん。」

「なにが」

「ミス、……った。」



失格になったことを謝るフワリくんの前で、仁王立ちのあずりん先輩がじっとフワリくんを見てる。


怒っているのか、責めているのか、私には判断ができない表情で、本当にじっと、フワリくんを見てる。



「……わーってる、よ。」

「わかってんなら、余計なこと言うな」

「……でも、」

「でもじゃない」

「だって、」

「だってじゃない」

「……。」

「、…」



私には判断できないあずりん先輩の考えも、表情を見るだけで、フワリくんにはわかるんだって。


2人だけの会話に着いていけなくて、また、顔を上げられなくなった……