「ななちゃん、せーので、飛び込むよ、!」
「は、はい、!」
もう……もう、!
どうにでもなれ、、!!!
「せー、の、…っ!」
「、、っ」
ボフッ!
目を瞑って、走り込む勢いのままマットに飛び込んだ。
「、…」
どう……なった?
旗、取れた?
マットの上に倒れたまま、開いた目に映ったのは……
ぎゅっと握られている手と……その反対側の手に、1位の旗を持つフワリくん。
と、……取って、る……
取ってる!!!
『男女交際禁止チーム、1位です……!!!』
「「「「うおおおおお!!!」」」」
この雄叫びは、きっと私たちのチームの雄叫び。
「くっそぉぉぉ……!」
2位の旗を持つ直人先輩は、相当悔しそう。
でもこれで……バーベキューが、できる。
よかった……足手まといに、ならなかった……
「大丈、夫、?」
「ハイ、」
起き上がって、手を離してマットから下りた。
「ごめんね、急に、」
「イエ、」
「面白い子、ななちゃんしか、浮かばなかった。」
「、、はは…」
私はそんなに、面白くないと、思うんだけどな。


