見事、騎馬戦はフワリくんチームが大量のハチマキを取って優勝。
もう私、フワリくんがかっこよくて泣きそう。
今のでいっぱいファンができちゃったかもしれないし、あずりん先輩への告白のことだってあるのに。
そんなこと、考えれないくらいに興奮してる。
「あー、疲れたー」
菊地先輩が、早々にテントに戻ってきた。
「おー、お疲れお疲れ」
菊地先輩はさっきの席じゃなくて、ヨッコの右隣にドカッと座った。
「か、かっこよかったです!」
「まじ?」
「まじです!」
「やったー」
微笑ましい二人の隣で、私はフワリくんを捜した。
でもフワリくんは、中々戻ってこない。
「あれ、すぐるはー?」
「あー、トイレ行くって」
「騎馬戦1位のあとトイレとか、やめてほしーわ」
「なんか台無しだよね~」
全然戻ってこなくて、次の競技が始まっていく。
次は、先生参加型のへんな競技、タイヤでGOだ。
それぞれの担任をタイヤに乗せて、生徒5人で引っ張ってゴールまでとにかく走る。
待機しているもりりんが金髪ロングのウィッグを着けていて、目立とう精神が半端ない。


