ふんわり王子と甘い恋♡




入った瞬間ぶつかった視線は、距離が近すぎて離し辛い。


フワリくんに用があるから、私は入ってすぐの所で立ち止まったまま……


コーヒー牛乳を飲みながら座るフワリくんと、目が合ったまま……最初の一言を探した。



「、……ぁ、の……」

「……」



衣装のサイズを……聞く、だけ……。



それが私の役目。



それが今の私の仕事。



こんなところで見つめたまま突っ立ってたら、フワリくんだって不審に思う……



だけど……私の声は、今出したらきっと震える。


足だって手だって……震えてる。



どうし、よ……




「……座、る?」


「、…」




声を最初にかけてくれるのは……いつも、フワリくんのほう。


だからこの恋は、簡単には手放せなくなる……