ふんわり王子と甘い恋♡




「どうだったー?」

「すごい……細かくて」

「だよねぇ。あれ絶対間に合わないよ」

「間に合わなかったらきっとうちらも手伝わされるんだろうなぁ」



是非、手伝いたい。


でもあんな細かい絵、手伝ったって足手まといになっちゃいそう。




乙女心は複雑だ。


好きな人の手伝いがしたい。


でも迷惑はかけたくないし、足手まといになったらヘコむ……


目が合ったら嬉しいのに、恥ずかしくて逸らしちゃう。


話しができたら嬉しいのに、緊張して言葉が出ない……


傍にいたいのに、爆発しちゃいそうで逃げてきちゃう。



乙女心は、ほんと複雑……




「さ、ミサンガミサンガー」



戻ってきたあずりん先輩が、さっきフワリくんが座っていた私の隣に座った。



「やっと真面目にやるのね?」

「なによそれ。私はいつだって大真面目だけど?」

「ふふっ、」

「あ、高橋なに今の笑い!どこが真面目だってバカにした!」

「し、してま、せん!」

「あはは、超どもってる」

「なになにー、楽しそうー」



最後に戻ってきたヨッコは、ニコニコ笑ってスー先輩の隣に座った。