別に、男の子になりたい訳じゃ、ない。

普通に女子っぽくて、普通に可愛いものだって大好き。

ただ、偶然、好きな人が、オンナノコだっただけ。

本当に、それだけなのに。

私は、可笑しいのだろうか?

可笑しくなきゃいけなかった…

誰もこの恋を否定してくれない。

否定してよ。

でなきゃ…壊してしまう。

君を傷つけてしまう…




それってさ…

僕を、否定して欲しいの?

僕という存在を…否定して…

君はそれでも良かったの?

相変わらず使い慣れないこの言葉…

「私」だなんて似合わない…

ただ「僕」は「僕」のやりたいように、やって…

壊したいように、壊して…

作りたいように、創るんだから…

それを否定して欲しくはないな…

だって、君は僕の彼女でしょう?

僕という存在を好きになってくれた、

人によって形は違う…けど、

これは本当の“愛”だよ!