嫌いじゃないくて苦手


いつものように友達と廊下を通る
本当なら楽しく喋れるのに、今日は
全然楽しくない
それは廊下に鷲崎先生、通称いわしちゃん
がいるせいだ
つい、友達の優夏の服をぎゅっと握る
そして、居なくならなかなと立ち止まると

「こっちゃんー、そんなところに立っててどうしたの」

と声をかけられる
ますます、友達の服を強く握る
どうしようと思っていると
先生が喋ったせいで先生のクラスの生徒が
廊下に出てくる
そして先生が

「俺、こっちゃんに嫌われてるんだ」

なんて言い始めるから
咄嗟に私は

「嫌いじゃないです!苦手なだけです!」

と言った
そうすると

「こっちゃん、俺の事苦手なんだー
へー、そうなんだー」

なんてふざけて絡んでくるから、私はもっ
と優夏の服を、
強く握った
そうすると

「ちょっと、琴葉服伸びる」

なんて言われてしまった
しかし、そんなことを気にしては居られな
い
私は、優夏に助けを求めた

「優夏、助けて!!」

私がそういうと
先生のクラスの人達も先生がふざけていた
ので

「可哀想ですよ!」

とか

「やめて上げてください!」

とか言ってくれた
それが効いたのか先生がやめてくれ
私と優夏は無事教室に戻れた