愛して、芹沢さん

芹沢さんの腕に慣れたように絡みつく細くて綺麗な腕…



それを見てしまった以上、もうこれは確実。


「風ちゃんの言った通りだったね。騙されてたみたい…ほら、わたしバカだから……まんまと引っかかってたみたい」


「莉央…」


「着いて来てくれてありがとう。騙されてたこと、早めに気づけてよかったよ!芹沢さんに深入りする前で…」



なんて言ったけど、そんなのもう遅い。




わたしの中は芹沢さんでいっぱいだし、あんな光景見たのにまだ信じられなくて…

あれには何か理由があるだけで、芹沢さんを信じたい!って思ってる。



ほんと、とことんバカだよね。




「莉央って甘いもの好きだったよね?」


「え?、___」


「近くにオープンしたばっかのケーキ屋あるからさ?食べに行こ?てか、強制ね」


「でも、風ちゃん甘いの嫌いって」