愛して、芹沢さん

「わかりました」


そう返事をすると優しく微笑んでくれた。




「真木、マンションに向かって」


「かしこまりました」




マンション…

きっと、すごいマンションなんだろうな〜。



という想像の遥か上の豪華なマンションに芹沢さんは住んでいた。




何十階建てなのかわからないけど、最上階に住んでいるのは確か。



「ごめんね、散らかってて」



芹沢さんのその言葉通り、かなり広いリビングは少しだけ散らかり気味。



見るからに高級そうなガラステーブルの上は書類だらけだし、無駄に大きいソファにはスーツやネクタイ、私服らしきものが数枚見えた。




もうこの感じから伝わる。