愛して、芹沢さん

突っ走る、か…。


「とりあえず、会うだけ会ってきな」


「うん、そうする」




突っ走る、___


柑奈の言葉がやけに胸に刺さった。




入っていた講義がお昼までで、途中で柑奈とは別れた。


その足のまま、本当に来てしまった。




「高い…」


芹沢さんの会社のビルは想像以上に高くて大きい。


ここの社長が芹沢さん…なんだよね?




わたし、今からその人を振るんだ…!


だ、大丈夫かな?



ちゃんと言えるかな?…