愛して、芹沢さん

「改めて…お誕生日おめでとうございます。これからも……末永く、よろしくお願いします」





ケーキと一緒に、ラッピングされたネクタイを渡した。




「…もしかして手作り?」


「はい。味に自信はないんですけど…」


「……ありがとう。すごく嬉しい。こんな幸せな誕生日は初めて」





なんて言ってくれた芹沢さんは大袈裟だな〜。




「世界で一番とは言えないかもしれないけど、でもそれくらいの気持ちで幸せにする。だから、僕こそ末永くよろしくね」




と再び抱きしめられた。





腕の中から感じる芹沢さんの鼓動が心地よい。





去年の今日…


芹沢さんとの物語は始まった。