愛して、芹沢さん

「芹沢さん、お疲れ様でした」




隣に腰掛けると笑顔を向けられ、そのまま抱き寄せられた。




「すんなり許可出たね。ちょっと拍子抜けした」


「わたしもです」


「でも、これで一つ壁を乗り越えたね。後は、莉央ちゃんの親御さんに挨拶行かないとだね」


「はい。でも、わたしの親は芹沢さんウェルカムですよ」





お母さんなんて、芹沢さん目の前にして気絶しちゃうんじゃないかな?



あまりにもかっこよすぎて。




「あ、そういえばっ」




マンションに来る前にアパートに寄ってもらい、手作りしたケーキを持ってきていた。




食べてくれるかな…?