愛して、芹沢さん

芹沢さんの横顔はいつもに増して真剣そのもの。




その横顔にわたしの気持ちも引き締まる。




「僕、莉央ちゃんと結婚しようと思ってる。それはもう2人に否定されようが引く気はないから」





…息を飲む。




もしかしたら、こんなに緊張する場面はもう味わえないかもしれない。




それほど今…この瞬間、緊張してる。





芹沢さんの言葉になんの反応もないところをみれば、やっぱり結婚は認めてもらえないのかも。





わたしも何か言わないと!と顔を上げる時、お父様が口を開いた。




「理一が決めたことなら、父さんも母さんも否定はしない」




…えっ…!?