愛して、芹沢さん

丁寧に振り向いた真木さんと視線が絡むと口を開いた。







「あの……本当にわたしで大丈夫だと思いますか?」


「…それは社長の配偶者になることですか?」


「配偶者……はい、そうです」


「あの社長が選んだのは成瀬さんですよ?自信を持って大丈夫だと思いますよ」







と優しい笑みを向けた真木さんに胸が温まる。






そうだよね…!




芹沢さんの親に何言われても、わたしが芹沢さんを思う気持ちは伝えておきたい。







結婚を否定されたとして、認めてもらうまで頑張らないと。





まずはこの壁を乗り越えないとだね。