愛して、芹沢さん

「ありがとう。莉央ちゃんからの言葉が一番嬉しい」





そう言った芹沢さんは、場所や周りの視線などお構いなしに抱きしめてきた。




こんな時、いつものわたしなら恥ずかしさからすぐに離れてしまうけど、今日は特別。







「莉央ちゃん、もう少しだけ待ってて?すぐに戻るから」





そう言い残し、会場へと姿を消した。





「っふぅ…」





そばにあったソファに腰掛けると、気持ちを作っていく。







芹沢さんのお父様お母様にわたしはなんて言われるのかな。




やっぱり結婚は否定されたりするのかな…?