愛して、芹沢さん

なんて言えばいいのかな?





テンパる頭を整理していると、芹沢さんの声が耳に届いた。





「今日の莉央ちゃんすごく綺麗だね。可愛いから綺麗に大変身」


「それもこれも真木さんのおかげです」


「そっか。でもその格好を僕に見せないまま帰るつもりだったの?」


「それは〜……芹沢さん挨拶周りで忙しそうにしてたので気が引けちゃって」


「そうだよね。ちょっと大人数すぎたよね。でももうある程度挨拶は終わったから」


「…まだ一番大事な人に挨拶できてませんよね?」


「え?、___」


「芹沢さんを生んでくれたお母さんとお父さん…まだ会ってませんよね?」


「…2人を呼んだこと、どうして知ってるの?」


「それは…「理一?」







言葉を詰まらせていると、向こうから芹沢さんの名前を呼ぶ声が。





「やっぱり理一だ!会いたかったわ〜!」





と近寄るなり芹沢さんを抱きしめるお母様。




そんな光景に胸が熱くなる。