愛して、芹沢さん

途中でタクシーに乗り、向かった先は…、___




「ここって…」




目の前の建物を見上げながら思い出す。







「ここ、覚えてる?」


「忘れるはずないです。初めて芹沢さんと食事したレストラン」






そう。芹沢さんが行きたかった場所…




それは、初めて出会った日に来たレストランだった。






芹沢さんとはここから始まったようなものだ。





「なんだか懐かしいです」




と微笑むと、芹沢さんも微笑み返してくれた。







懐かしい気持ちのまま入店するなり驚く。




「あれ?…」