愛して、芹沢さん

また真木さんに迷惑を。




申し訳ないな…。





「そう謝らないでください。成瀬さん関連で社長から色々言われるのは、わたしとしては嬉しかったりするので」


「真木さん…」


「成瀬さんには感謝している、と以前お話ししたこと覚えていますか?あれ、本当に感謝しているんです。無の社長をそばで見るのは正直しんどかったりしたので…」


「……」


「成瀬さんと出会って変わった社長を見て、わたしは心の底から嬉しかった。だから、小言の一つや二つ、わたしからしたら嬉しいものです」







そう言って微笑む真木さんに涙しそう。





真木さんがそんなこと思ってくれていたなんて、わたしはそれが嬉しい。




芹沢さんのそばに真木さんが居てくれて本当によかった。






「あ、でもそろそろご帰宅されたほうがいいかと…」


「どうしてですか?」