愛して、芹沢さん

「ね、ガールズバーのバイトは辞めたの?」


「…辞めたというより、できなかった…です」


「どうして?てっきり頑張ってると思ってたよ」


「タイミング悪く募集が終わってて、面接さえも受けられずでした。黙っててごめんなさい」


「そっか。それでここの清掃員の面接受けたの?」


「はい。面接官が真木さんで驚きました」


「真木、なんの報告もしてこなかった…後で説教だな」


「それはわたしが口止めしたからです!だから説教するならわたしにお願いします」






深く頭を下げると、優しく頭を撫でられた。




ゆっくり頭を上げると優しい笑みを浮かべる芹沢さんが。






そのまま吸い寄せられるように唇が重なった。






「っ…」





あ〜わたしまたこんなところでキスなんて…。




と思いながらも拒否できない。