愛して、芹沢さん

「莉央ちゃんすぐ逃げるから大変」


「っ…ごめんなさい…」







ーーガチャン…




なぜか鍵を閉めた芹沢さん。






「もう逃げないように。それから邪魔が入らないように」






と言いながら距離をつめてくる。






なんか…この感じやばい…ような。




「せ、芹沢…さん?」





距離をつめた芹沢さんは深く被るわたしの帽子を取ると視線を絡めてきた。






「莉央ちゃんはどんな格好してても可愛いんだね」




そう言うと細くて長い指を頬に添えてきた。