愛して、芹沢さん

「風ちゃんいいバイト知ってるの?」


「いいバイトっていうか〜…う〜ん、どうだろう?」







少し首を傾げながら笑顔を浮かべる風ちゃん。





「なんのバイト?もったいぶらないで教えてあげてよ」





と柑奈が催促してくれる。





「莉央の年齢で働いてる子は見かけたことないけど、俺はガールズバーよりこっち派!」





そう言って風ちゃんはテーブルに求人雑誌のあるページを開いて見せた。






「ここ。どう?莉央」




と丁寧に赤丸までしてくれているところを指差す。






「清掃…の仕事?」


「うん。莉央にピッタリだと思うけどな〜」


「そうかな?」