愛して、芹沢さん

芹沢さんになんて言ってバイトしようかな〜?






「社会の経験したい、とか理由はいくらでも作れるでしょ」




と風ちゃん。





ま、それはそうだね。




とりあえず、プレゼント代さえ稼ぐことができればいいから、今のところ長く働く気はない。







「じゃ、さっそく今日にでも芹沢さんに言って許可得てきて?店長には話しとくから」


「わ、わかった」





柑奈と別れると、すぐに風ちゃんが声をかけてきた。






「ほんとにバイトするの?大丈夫?」


「うん。やっぱりちゃんと自分で働いたお金でプレゼント渡したいから」


「そうだろうけどさ、ガールズバーじゃない選択肢もあるわけじゃん?」


「…そう、だね。でも、初めてするバイトだから柑奈が居てくれたほうが心強いというか…」