愛して、芹沢さん

「柑奈、ダメだから。莉央に柑奈と同じバイトはさせられない」





そう言った風ちゃんがわたしの腕を軽く引く。




そのまますっぽり風ちゃんの腕の中に収まってしまった。





「風太がそう言う権利ないでしょ?決めるのは莉央だよ」


「ダメだって!変なやつに食われたらどうすんの?」


「変なやつって…あのね、そんなに変人は来ないからね!?癒しを求めに来る普通のお客しか来ないよ!」


「その癒しを求めに来る時点で怪しい」






いったい2人はなんの会話をしているの?




そして柑奈はなんのバイトをしているの?







「柑奈のバイトってそんなに貰えるの?」




風ちゃんの腕からすり抜け尋ねる。






「がっぽりだよっ」