愛して、芹沢さん

電話を切ると、ふんわり胸が温まった。





きっと、風ちゃんなりに反省してたんだろうな〜。




風ちゃんのことだから、かなり気にしてたと思うし。






その風ちゃんの気持ちはちゃんと芹沢さんに伝えないとだね。





それから少しして芹沢さんが戻り、並んでマンションへと足を運んだ。








そこで再びわたしの手元に戻ってきたものがある。



それは、___







「持ってて?もう次は返品きかないよ〜」


「…はいっ」





受け取ったカードキーに視線を落とす。





わたしだってもう返すつもりはない。