愛して、芹沢さん

「風ちゃんありがとう。でも、その女の人のことはわたしも知ってる人だから。芹沢さんが裏切ってるとかじゃないの」


「そうなの!?…なんだ、よかった」





風ちゃんは胸を撫で下ろした。





心配してくれてたんだね。





「その女の人絡みで、芹沢さんとは色々あって…距離置いたりしたけど、それでもやっぱり芹沢さんへの気持ちは変わらなかった」







と言うより、改めて気持ちを知れた感じかな。





わたしも芹沢さん無しでは生きていけないのかもしれない。







「プロポーズの返事、もう決めてるの?」





柑奈がそう尋ねてくる。




「断る理由が見つからないから…それに、これからも芹沢さんとは一緒に居たい。あ、でも今すぐに結婚とは言われてないの」


「ま、早くて莉央が卒業してからとかだろうね」