愛して、芹沢さん

あ、柑奈だ。



あの合コンの時だ。




って今はそれどころじゃないよね。



「真木さん、困ります」


「承諾してくれないと、わたしたちも困ります」





あ〜どうしよう…!?



真木さん本気っぽいし。




もちろん倒れた芹沢さんのことは心配だけど、会ってしまったらこの気持ちがどうなるのかわかる。




だから、会うのは躊躇ってしまう。





「どうしても…ダメ、ですか?」



気づくと少し頭を上げた真木さんと目が合った。




「ダメというか……」


「あまりこういうことはしたくないのですが…成瀬さんが社長とお会いしていただけるのなら、社長の過去をお話しします」


「え、___」


「お会いされたんですよね?未緒さんと」


「どうしてそれを…?」