愛して、芹沢さん

こうして風ちゃんと出会えて友達になれたわたしは幸せ者。




「ね、風ちゃん…」


「んー?」


「会えないって言われたけど、会いに行ってもいいかな?」


「それは莉央が後悔しない選択をしたら?」






わたしが後悔しない選択…?




それは、___




「後悔しない選択したけど…大丈夫、だったかな…?」




と芹沢さんのマンションを見上げる。




今は夕方の時間帯だから、芹沢さんは多分居ない。


それを狙って来た。



久しぶりに手料理でも振る舞おうと、スーパーで買い物まで済ませてきて、後はこのカードキーを使って入るだけ。