愛して、芹沢さん

風ちゃんが居てくれないと、わたしはダメだ。



素っ気ない態度取ってしまいそう…。


そうこうしていると、チャイムが鳴り芹沢さんが入ってきた。





「莉央ちゃん…大丈夫だった?ごめんね、来るの遅くなって。君も、莉央ちゃんのことありがとう」




芹沢さんは風ちゃんにもお礼を忘れない。



その辺、ほんと律儀だな〜。




「あ、はいこれ。食べれるようだったら食べて?」



とテーブルに置かれたのはフルーツの詰め合わせ。



お見舞いの定番だけど、高そうなフルーツばかりが揃っている。


これまた芹沢さんっぽい。






「芹沢さん、仕事は大丈夫なんですか?」


「うん。なんとかね」


「それはよかったです」



なんて本当は思ってない。