愛して、芹沢さん

「こちらになります。後で先生からのお話しがあると思うので、それまでお待ちください」


「はい。ありがとうございました」




連れて来られた個室のドアを開けると、ベッドに眠った伊織の姿が見えた。



「伊織…?まだ寝てるの?」



そばまで行くとそう声をかけた。





もちろん反応はなし。



やっぱり伊織、痩せたよね。




どうして?何があったの?…



その時、ベッド横で伊織のスマホが光った。





「っ……なんで…?」



伊織のスマホの待ち受け画面を見て固まる。



これって…、___




付き合っていた頃に撮った、わたしとのツーショット…?