愛して、芹沢さん

そんなわたしとは反対で、相変わらず余裕そうな芹沢さん。




多分、この人には一生敵わない。


そう思った。



目の前の芹沢さんからは、色気のようなものが感じとれる。



トローンとした脳と体は、芹沢さんを求めているようだけど、心はそうはいかない。




これ以上は危険、___



キスの2回目の許可は取ってきたのに、3回目の許可は取らないらしい。




再び重ねられた唇は何度も角度を変え、芹沢さんの感触を残していく。



甘くて、愛しくて、もっと、___





そう思ったキスは初めて。



「っ……」


我慢していた声が吐息と一緒にもれると、芹沢さんの唇は離れた。