愛して、芹沢さん

「…芹沢さん…?」


震える声で名前を呼ぶ。


すると、ゆっくり顔を上げた芹沢さんの瞳と絡んだ。



あ、クマ……。



忙しくて眠れてないのかな?


「莉央ちゃん…おかえり」


「芹沢さんどうしてここに?」




仕事は?さっきの人は?


聞きたいことはたくさんある。



「会いたかったから…仕事すっぽかして来た」


そう言いながら立ち上がった芹沢さん…少し痩せた?



「昼間はごめんね。僕のこと嫌いになった?」


「……」


「やっぱりそうだよね。莉央ちゃんから見た僕はおっさん過ぎたよね。若くてかっこいい子のほうがいいに決まってるか」




それって風ちゃんのこと?