それから数分後、ようやく眠くてウトウトし始めた頃。
ガラッ

「あー、寝みぃ...」
「遅れてすみませーん!」「.........」
「ん?だれだ、あれ」「おっはよー!どうしたの?寝てるの?」

あー、うるさ。ってあれ?なんでこいつらまわりに座ってんの?異様に周りが5つあいてるなー、とは思ってたけど。まさか、こいつらだとは...ついてない。


私の睡眠の邪魔するとはいい度胸してんな。
あーだこーだ考えている間にふわふわしたやつが来た。

「ねえ。きみはだーれ?」
雫「ふつう、相手に名前を聞く時は自分から名乗るものでしょ。」
「えっ、僕達のこと知らないのー?君、面白いねー!」
は?ナルシスト?
「ナルシストじゃないよー?!」
雫「声にでてたのか。で?」

晴「僕は川崎晴だよ!で、こっちの赤い髪のバカは那加真で、白い髪のやつは樋口陸斗。
そんで、黒髪にメガネなのは黛千歳。そして、我らが総長、凛堂聖夜だよー!」
雫「総長?族なんだ。へぇー(棒)」
真「あっ!お前今つまんないって思ったな!」
雫「思ってないし。ほんとに馬鹿なんだね。面白いわ笑」

ガラッ!!!!
「雫ーーーーーー!!!!!!」
ギュッ バキッ
雫「玲兄うるさいし抱きつくな!しかも一応今授業中じゃないの?!」
玲「痛いっ!ごめんってばー。雫に伝え忘れてたことがあったんだ。」

雫「こいつらのこと?」
玲「YES!ってもう仲良くなったの?」
雫「仲良くないよ。こいつらが勝手に話しかけてくるだけって、ん?」
なんでこいつら怯えてるの?

バッ×5←凛堂達が頭を下げる音

凛堂達「玲さん、こんにちわ...!!!」
玲「...お前ら何雫に迷惑かけてんだ?あ?」
凛堂達「す、すいません」
雫「玲兄、そろそろ自分の教室もどれ。ってか、今すぐ戻れ!」
玲「ビクッわかりました!凛堂、お前は後で来い。」
聖夜「はい」
ガラガラッ!バタンッ!
爽「そろそろいーか?(圧」
あ、そーちゃんお怒りか?
ま、私には関係ないけどねー。寝るか