「あの、本当これから行動改めるんで…
今までのあたしのことは一旦忘れてもらって良いっすか」
「はぁ?何言ってんだ…とりあえず水飲め」
コップを手渡され、一口水を飲んだ。
改めて見てみると、なんてよく出来た子なんだろう。
口が悪いところが玉に瑕だけど、気は付く子だし仕事はできるし、友達も多いみたいだし。
なによりあたしのことなんやかんや気遣ってくれている。
その気遣いがくすぐったくて、嬉しくて仕方ないんだ。
無意識ににやけてしまいそうになる顔を引き締めるのも大変になってきて、不自然に顔を逸らした。

