意地っ張りな恋の話



「ゆーり」

「絵菜!佐倉も!」

「ついでみたいに俺のこと呼ぶなよ」


ああよかった。

このままじゃ間が持たなくてどうしようかと思ってたから。


タイミングよく現れた2人は絢くんを見るなり目を真ん丸にした。


「あらまー…これが噂の高校生?
…なんか思ってたのと違うかも」

「キミこんなでかかったっけ、
前会った時にはこんなにでかくなかった気が…」

「身長伸びたんで。まだ伸びます」


謎の宣言をして佐倉を睨みつける絢くん。
そこ張り合わなくていいから。


「と、こっちは?キミもまた大きい子だねぇ」

「ヨルですー、ゆりちゃんのお友達です〜」

「いつ友達になったよ」


あたしの冷静なツッコミにもいいじゃんいいじゃん、なんてへらへら笑うヨルくん。

どんどん年下の知り合いが増えていく。