「先生から逃げたくない、前を向くことがちょっと怖いけど先生の側に居たい」


 『雪菜…!』


 初めて先生の目を見て言えた。


 先生は少しホットしながら、遠距離恋愛だななんて。


 確かにそうだよね、お互いのことはまだ良く分かっていない所は沢山あって、あ〜、いつでも会える距離では無いなぁ…



 そう考えると寂しいかも。


 なんだか…心がギュッとなる…


 それに何だか笑ってしまいそう。


 ほんの数分前までは、ごちゃごちゃ考えて考えていたのに。



 今では、ちょっとでも一緒にいたいだなんて変わるのが早すぎる!



 先生の近くにいたいな。



 一秒でも多く…



 お互い無意識のうちにキスしてる。



 初めて幸せを実感してる。これが恋愛なんだねきっと。




 離れていても不安にならないように、もっともっとキスをして、抱きしめて。